
仕事柄、異動が多く引っ越しを繰り返してきたというT様ご夫婦。
ちょうど10度目の引っ越しとなるのを機会に「将来に備えてそろそろ自分たちの家を」と奥様の実家近くに家を建てることを決意されたのだそう。
引っ越しは数多く経験していても、家を建てるのはもちろん初めてのこと。
住宅関連の相談窓口を利用するところからスタートし、少しずつ自分たちの住まいへのイメージを組み立てていきました。
会社勤めのかたわら、音楽活動もなさるご主人。お洒落が大好きで家でのんびりするのが好きな奥様。
それぞれの趣味や大切にしているものを尊重し合える家づくりを目指しました。
モデルルームなどをいくつか見学する中で出合ったのが、稲積で公開していた豊栄建設のスキップフロアタイプのモデルハウス。
ご夫婦とも一目見て気に入り、「こんな素敵な家があるんだね」とほぼ即決だったそう。
限らた空間を存分に生かすことができるスキップフロアのある家はまさにお二人の理想通り。
モデルハウスを見て以来、書斎スペースを「ご主人の音楽活動をできる部屋に」など具体的な家づくりのイメージがどんどん湧いてきたといいます。
奥様は主に家事動線、ご主人は書斎をはじめ、インテリア、エコカラット使用といったそれぞれのこだわりたい部分をご自身たちで提案しながら、豊栄建設からのアドバイスをもとに建築が進められていきました。
中でもご夫婦と豊栄建設のプランナーとで何度も打ち合わせ、施工段階から特にこだわったのが玄関。
家を訪れた人が必ず通り、目にする場所で、いわば「家の顔」です。三段あるニッチは、上段と下段は掘りの深さに角度をつけて「入りの向き」と「出の向き」を表現。外側は無機質なストーン調、中身はクロコダイル柄を選んで遊び心とセンスの光るデザインに。中段は鏡になっています。
「ニッチの位置や素材、パネルを照らす間接照明に至るまで、すべてプランナーが親身に相談に乗り協力してくれたので、すべて思い描いた通りの仕上がりになりました。一番こだわった部分でもあるし思い入れが深いですね」とご主人も感慨深げ。
家づくりを進めていく中で、意見が分かれる時や「インテリアや壁紙のテイストは本当にこれでいいのかな?」と疑問に感じることがある時は「原点に帰ろう」と何度も稲積のモデルハウスに足を運び、二人のイメージを確認し合ったのだそうです。
そうして、完成した二人の住まい。
奥様は「キッチンに立つのも洗濯をするのも、以前より楽しんでできます」。
ご主人も「こだわった書斎で過ごす時間はもちろん、掃除がもっと好きになりました」と笑顔。
生活の全てを楽しむ二人の毎日がはじまりました。