「スキップフロア」のゆとりある空間で自分好みのテイストに家を彩る

「スキップフロア」のゆとりある空間で自分好みのテイストに家を彩る

床の一部に高低差をつけて数段の階段を作り、1.5階や2.5階のある家「スキップフロア」。

空間を広く見せることができるだけでなく、収納スペースの確保やフロアにメリハリができると、最近注目を集めているスタイルです。

今回お邪魔したF様邸は、奥様がこよなく愛するフィンランドテイストをふんだんに取り入れた「スキップフロア」のあるお宅。

スキップフロアとの出合いは、豊栄建設の千歳市内にあるモデルルーム。ご主人は一目見て「こういうスタイルがあるんだ」と、スキップフロアやガレージインスタイル、玄関のニッチなどを大変気に入られたのだそう。

小さなお子様お二人と四人家族のF様ご一家。壁や柱で区切られていないリビングは、駆け回ったり、ミニカーを走らせたりとお子様たちがのびのび過ごしているそう。トランポリンを置いても狭さを感じることはなくゆったりと過ごすことができ、奥様がキッチンにいてもきちんとお子さんへの目も行き届く空間です。

壁紙やインテリア、洗面タイルなどは、「大好きなフィンランドのテイストを取り入れたい」という奥さまがかねてから抱いていた夢を実現するべく、コーディネーターが奔走したそう。中でもお気に入りのキッチンの仕上がりには大満足。フィンランドのヘルシンキを舞台にした映画「かもめ食堂」に出てくるようなイメージ通りの水色の壁に、奥さま自作の棚を取り付けた自慢のスポット。フィンランド旅行で一目惚れしたという「アルテック」のランプもあしらいました。

キッチンの棚をはじめ、実は食品庫やご主人の書斎の壁などはご夫婦揃ってDIYに挑んだ力作。「予算が限られているということもありますが、自分たちが長く暮らす家なので、自分たちでできることは自分たちでやっていこうと思いました」とご主人。

ご主人の「隠れ家」である、ガレージからひと続きの書斎は、男性なら誰でも憧れる自分だけの空間。趣味の釣り道具やアウトドア用品などが壁一面に飾られています。

家づくりの期間は「ほとんど意見が割れたことはない」とおっしゃるF様ご夫婦。それぞれの好みや趣味を大切にしているからこそ、家への愛着もひとしお。ご主人は「家を建ててからはいっそう家に帰るのが楽しみになりました」と笑顔を見せてくださいました。

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